固定観念を捨てて、どうする方がより快適かを考えてみる。
私は元から「固定観念」というものがあまり好きではなく、礼儀や常識は大切にしなければとは思いますが、例えば「男性だから○○する」とか、「女性だから△△する」という考え方や行動を見たり聞いたりすると落ち着かない気持ちになることが多いです。
具体的に言うと、今の時代、減っているとは思いますが、「男性は外で稼いで、家のことや子育ては女性がする。」という考えは特に、窮屈さを感じます。もちろん、当人同士がその役割の方が快適であれば良いと思いますが、家事や育児が苦手な女性がいたら男性が家のことを主にやっても良いと思いますし、分担せずにお互いが協力するスタンスでも良いと思いますし、とにかく、男性だから○○、女性だから△△と決めつけて思考停止するのではなく、快適に生活するために臨機応変にやっていくのが一番だと思います。何が得意か不得意かは男女の差で決まるのではなく、『人それぞれ』だと私は思います。
『男女平等』というと、女性が不平等な扱いを受けているということが取り上げられがちで、日本ユニセフが掲げている男女平等も、女性が不利な扱いであることが取り上げられています。確かに仕事上のことで言うと、男性と比較して女性管理職の割合はかなり低く、経営者の割合も10%程度というニュースも見たことがあります。税理士も然りで近年は増加傾向のようですが、私の所属している関東信越税理士会のR4年1月1日現在の女性比率は、全体の12.4%と会報に記載されていました。出産については女性しか出来ないので、身体的に仕事が制限されるタイミングはありますが、教育内容に男女で違いがあるわけでも無いですし、身体的な違いはあれど、仕事をする上で男女の差で優劣が出ることは無いと思っています。(男性側に不平を言いたいということでは決してなく、しつこいようですが、とにかく『人それぞれ』だと思います。)
ただ一方、男性側から見た男女不平等の考えもあるのではと思っていて、男性ばかりが仕事を優先するのではなく、家事や育児も協力しつつ家庭やプライベートの時間も大切にしたい派の方も実はけっこういるんじゃないかなと思います。男性だから○○すべき、女性だから△△すべき、という考えではなく、自分自身はどのように働きたいか、どういうライフスタイルを送りたいかを考えて、それに出来るだけ近づけていく方が、より豊かな人生を送れる気がします。
抽象的な話しになってしまいましたが、私が思っていることは、どういう人生を送りたいかは本当に『人それぞれ』だと思うので、他人と比べることなく、男女で安直に考えるのではなく、自分はどうしたいかという気持ちを大事にしたいと思います。
3年前の思い出
今回のブログの写真は、約3年前の2019年9月に、大学時代の友人と行った和歌山県の海岸(海岸の名前は忘れてしまいました。。。)での夕方の景色です。特殊な形の雲と、夕日と空の色のグラデーションに感激したことを覚えています。やっとコロナが落ち着いてきて、旅行にも行きやすくなるかなと思っていますが、人生一度きりなので、色々なところに行って色々な景色を見てみたいです。
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