セミナーとYouTubeの必要なスキルの違いは?
前回のブログでもお伝えしたように、大学生の授業で講師をしたのですが、セミナー講師として話すことと、YouTubeで話すことでは、必要とされるスキルが共通している部分と、違う部分があると思いましたので、まとめてみようと思います。
共通していること
◎相手に伝わりやすいように、話す必要があること。工夫が必要。
・・・伝えたいポイントはどこか分かりやすいように、また、相手が理解しやすいように図を使ってみたり、工夫が必要という点は、セミナーもYouTubeも共通していると思いました。
◎話している相手を見て話した方が良い。
・・・セミナーの場合は目の前にいる受講者の方々を見て、YouTubeの場合はカメラ(視聴する方々)を見て、話した方が良いということは共通していると思いました。これがなかなか難しく、特にYouTubeの場合は目線がどこにあるかはっきり分かるため、不自然に目が泳いでしまっていたりする等、見え方によって印象がかなり変わる気がしています。なかなか難しいです。(^_^;)
違っていること
◎時間配分に注意しなければいけないこと。(セミナー)
・・・前回のブログ記事にも書いていますが、時間配分はセミナーの場合は一番難しいことだと思いました。今まで、30分程度話すことはしたことがあったのですが、今回のように90分ともなると、大まかな配分を決めておくことや、時間があったら話そうかなという話題の準備もしておいた方が良いんだなと思いました。
◎聞いているかどうかのリアクションが目の前で見れること。(セミナー)
・・・これはセミナーをやってみて良かったことの一つで、話しを聞いてくれているかどうかが目の前の様子で割と伝わってくるので、リアクションを見ながら、話しをすることが出来るのは、セミナーの良い点だと思いました。私自身、反応を勘違いしていたかもしれませんが(笑)、興味を持って聞いてくれているか、何だかよく分からないなぁと思いながら聞いているのか、何となくですが感じ取ることが出来ました。例えばですが少人数で会話形式にできるセミナーだと、聴講者の方々の伝わり度合いに合わせて話しをすることも出来るのではと思い、そういったセミナーはまた別の楽しさがあるのではと思いました。
◎言葉に詰まる時間が長くなってしまっても、編集で何とかなること。(YouTube)
・・・YouTubeの場合はやはり、編集が出来ることが最大の違いであり、たとえ言葉に長時間詰まっても編集でカットできたり、さらに言うと、言葉足らずなことがあってもテロップで補足出来ます。私がとても参考にしている井ノ上先生もYouTubeで言っていたのですが、自分自身の話す力をつけていくためには、編集でカットを多用したり、言いそびれたことをテロップで補足することは、最小限に抑えるべきだと思いました。編集のカットのシステムは本当に優秀で、使ってみるとかなりスラスラ喋っているように加工できるのですが、それだと自分の話し方はうまくならないですし、どうせ編集できるからいいや、と上手く話そうとしなくなりそうな点は気をつけなければと思っています。(YouTubeを本業としている方は編集の工夫が面白さに繋がると思うので、また別の話しになりますが。)
まとめ
これら共通していること、違っていることを踏まえて、共通していることについては週に1回のYouTubeをすることでセミナーに活かせる力もつけられると思いますし、違っていることについては、次回以降のセミナーを実施する際には十分気をつけて、今回の講師の仕事をして気づいたことは改善していきたいと思いました。
最近の外出
先週の土曜日に、長野市内にある若里公園に自転車で行ってきました。5.8haもあるということでかなり広い公園で、天気も良かったせいか沢山の人が遊びにきていました。家の中にいると休日であっても液晶画面を見ること(テレビやスマホを見たり。。。)が多くなってしまい脳が休まらない気がするので、外に出て自然を感じることを習慣にしたいと思う今日この頃です。
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