税理士の働き方「所属税理士が向いている人」or「開業税理士が向いている人」

御開帳の真っ只中の善光寺に行きました。

 税理士の資格を申請する際は、「所属税理士」になるか「開業税理士」になるかの選択をすることになります。私の場合は、資格要件を満たした時点で開業税理士になろうと思ったのですが、その理由も踏まえつつ、「所属税理士」が向いている人、「開業税理士」が向いている人はどんな人かをまとめてみました。

 なお、どちらかが良いという話しでは決して無く、私の意見としては、いずれの方法にせよ、より前向きに楽しく仕事に取り組める自分に合った方法を選ぶことが一番良いと思っているので、既に税理士の方や、これから税理士資格を取ろうとしている方の、今後の働き方を考える際の参考になれば幸いです

「所属税理士」が向いている人

○ 話し合ったりコミュニケーションを取りながら周りと協力して仕事を進めていくことが好きな人

○ 自分で何かを決めるより、決められたことに沿って仕事を進める方が好きな人

○ 後輩に教えたり、職場をより良い環境にすることに仕事のやりがいを感じる人

○ 決まった仕事は適任の人に任せたい人、分業することが得意な人

○ 一人で仕事をするのは苦痛な人

⇒最後の3つについては、開業税理士であっても従業員を雇えば解決する事かとは思いますが、
 やはり基本的には、周りとコミュニケーションを取りながら仕事を進めたり、決められたルールや会社の方針のもとで仕事を進めることが好きな人が、所属税理士で活躍する人かなと私は思っています。
 私は今まで税理士業界で言うと、従業員数名程度の個人の税理士事務所と、従業員約30名の税理士法人に勤務したことがありますが、こういった特徴がある方が「所属税理士」として活躍されている印象があります。

「開業税理士」が向いている人

○ 自分で色々決めて仕事を進めていくことが好きな人

○ 会議が苦手な人

○ 可能な限り、まんべんなく自分で業務を行いたい人

○ 一人で仕事をすることが好きな人

⇒こちらは私自身がこのような特徴があり、「所属税理士」よりも「開業税理士」の方が合っているのではと思った理由でもあります。勤務していた頃は、上記の「所属税理士」が向いている人の特徴に挙げたこともしていましたが、この先何十年を考えると、自分にはあまり「所属税理士」という環境は合わないのではという気持ちが大きくなり、「開業税理士」になることにしました。

 勤務していた方が良かった・楽しかったこともありますが、「開業税理士」の特徴に挙げた『自分で決めたことを自分自身で進める』という仕事の仕方が私には合っており、もちろん大変なこともありますが、日々楽しく仕事が出来ていると感じています。

 最後に、これから開業しようか迷っている方で実体験を聞きたいという方や、税理士事務所や税理士法人での一般的な仕事内容を知りたいという方は、個別コンサルにて承っておりますので宜しければご利用くださいませ。

最近の外出

 先月4月に始まっていた長野市の善光寺御開帳に、ようやく先日行ってきました。去年の秋に長野市に引っ越してきてから、善光寺は何回か行っていたのですが、七年に一度の御開帳ともなるといつもと比較にならないくらい人が多かったです。前立本尊と繋がっているという回向柱もしっかり触りました。(コロナ禍なので消毒液がありました。)

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