仕事の依頼が無くて辛い時期は、経験しておいた方が良い。
今日で開業してちょうど8ヶ月というところで、8月以降は特に仕事の依頼を頂くことが増えてきました。ただ、5・6月あたりは新規の仕事依頼がほぼ無く、どうしようかと焦ってしまっていた時期でした。
今、新規の依頼が増えているとは言っても、今後また仕事の依頼が無い(or減ってしまうような)時期が来る可能性はもちろんありますが、今年の5・6月のような新規の仕事の依頼がない時期を経験したことで、何年後かまた、そういった時期になってしまったとしても、考え方や行動の対処方法を取りやすくなったと思いますので、「仕事の依頼がない時期を経験することのメリット」についてお話ししたいと思います。
1つ1つの仕事の有り難みを実感できる
私の場合、開業してからすぐの時期は、有り難いことにいくつか色んな方面から仕事の依頼をして頂く機会があり、日々の業務でそれなりに忙しくしていました。ただ、5・6月に新規の依頼がほぼ無い状態になったことで、すでに頂いている仕事が本当に有り難いことだったと実感しました。
もし、何かしらの業務で忙しくなるばかりだったとしたら、ご依頼頂いた仕事の有り難みをしっかりと感じることなく、業務をとにかくこなすという日常になっていたかもしれません。
個人事務所で仕事の依頼を受けるということは、少なからず私自身を良いと思って依頼して頂けているということなので、依頼して頂いた時の有り難い言葉を胸に、日々変わらず、今後も真摯にお客様に向かい合っていきたいと思います。
自分の業務の特徴は何か、考えることが出来る
新規の仕事依頼が無いとなると、自分自身の業務の他との違いや、アピールポイントは何か、改めて考えるようになりました。開業時にホームページを作成していたので、事務所の特徴は整理していたのですが、その特徴が依頼を頂くためにどう伝えたら良いのか、ホームページの文言を見直したり、YouTubeを始めてみたりしました。
それと同時に、どういった依頼が欲しいか、どういったお客様に喜んでもらえるのか等、改めて考える時間が出来ました。そういったことを考えておいたり、ホームページに反映することで、7月以降、問い合わせがあった際の面談時に、具体的にどういったところでお役に立てるか、ということをお伝えしやすくなり、実際の依頼に繋げることが出来たと思っています。
仕事依頼を受けるための方法を、色々試すことが出来る
開業当初の営業方法は、ホームページやブログと、freee税理士検索への掲載をしていたのですが、以前のブログ「自分で考えて実行する営業方法」でもお話ししたように、5・6月はそれ以外の営業方法も始めてみました。このブログの営業方法以外にも、私が参考にさせて頂いている税理士の先生は推奨していないことではあるのですが、背に腹は代えられないと思い、月額15,000円の紹介会社も登録してみました。(一定程度ご依頼頂いたので、今月末で登録は止めます。)
新規の依頼がほぼ無かった5・6月に色々試したことで、営業方法はこの1つだけ、とするよりも、複数あった方が良いと個人的には思いました。1つだけに頼ってしまうと、何かしらの理由でその1つから依頼を受けられなくなった時に、それ以外の営業方法は出来ないとなってしまう事は、かなり怖い事だと思います。ですので、営業方法は複数しておいた方が良く、さらに言うと紹介会社や外部の紹介ページ等ではなく、外部から影響を受けにくい方法の営業をいくつかしておくと良いと思いました。
また、色々試していると、自分には合わない営業方法も出てきますので、そういったものは無理してやらない方が、精神衛生上良いということも体感しました。
気持ちの持ち方の癖づけが出来る
こういった新規の依頼がない時期には、『焦らない癖』をつけたうえで、上記の自分の特徴を考えたり、複数の営業方法を試したりすることが一番良いんだな、ということを感じました。
どうしても焦ってしまうと、自分のサービス内容や料金設定に弱気になってしまい、『何でも受けます!』というスタンスになってしまいそうになるのですが、私の場合ですと特に、私自身が直接お客様の依頼を受け、業務も行うので、受けられる仕事の量や数は自然と限られます。ですので、何でも受けてしまうと、自分が想定していなかった依頼の内容だったり、お客様側も不満を持ってしまうということになりかねないため、しばらく新規の仕事依頼が無かったとしても(”しばらく”の程度はありますが。)、焦らずに、自身の業務内容や料金に納得して頂ける方に向けて、複数の営業方法を試しておく、ということが大事だと思いました。
効果がすぐに出なくても、焦らずに複数の営業方法を地道に続ける、という思考回路にするのが、今後も意識しておきたいことです。
本日のブログ写真
私事ですが、先日、自身の結婚式があり、軽井沢で挙式と披露宴を行いました。コロナ禍も続いていたのでほぼ親族のみで小規模の結婚式だったのですが、小規模とは言え準備することが沢山あり(当たり前なのかもしれませんが。)、と同時に、8月以降は有り難いことに、今までよりも仕事の依頼が増えてきており、これでやっと休日はほっと一息つけるかな、という気持ちです。
自分が主人公で何時間も人が集まってくれる機会というものは、一生に1回のことかと思いますし、また、コロナ禍で、かつ、台風の心配もありながら、招待した方は全員来て頂いて、温かいお祝いの言葉を沢山かけて頂き、「楽しかった」と感想を伝えてくれた方も何人もいたので、本当に有り難かったなぁとしみじみ思いました。
また、来られない予定だったもうすぐ94歳の祖母が、直前になって諸々の事情により来られることになり、普段は昼間も横になっていることが多いのですが、挙式から披露宴が終わるまでの5時間近く、ずっと見届けてくれたことも、とても嬉しかったです。
プライベートな話しで失礼しました(^_^;)
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