税理士試験の勉強のモチベーションを保つために読んだ本を紹介します。

付箋をつけたりして何度も読み返しました。

 税理士を目指して勉強している皆さんは、当初、勉強をし始めた頃に想定していたよりも長期戦になってしまったという方も多いと思います。私も、税理士の勉強を始めた当初は、「3年で5科目合格すれば、20代半ばには税理士になれるなぁ~」なんて安易に考えていました。

 しかし、勉強をしている方は知っていると思いますが、税理士になるためには基本的に税理士科目の5科目を合格しなければならないですが、その1科目の合格率が、基礎的な簿記論と財務諸表論は20%弱、税法科目になると10%~15%程度と、1科目合格するだけでも相当な勉強量が必要なため、年1回の夏の試験に向けて、何年かかるか分からない勉強を続けた期間は、心が折れかかっては何とかモチベーションを取り戻す、ということを何度も何度も繰り返しました。

 ちなみに私は、簿記論、財務諸表論、所得税法を合格した後、実務経験をより多く積むため職場を変えたこともあり、試験勉強の時間を確保することが難しく(面倒見のよい先輩のアドバイスもあり)、社会人向けの大学院に通って2科目免除を受けて税理士になったので、所得税法に合格するまでの間に何度も読んでモチベーションを保った本が、この「合格のお守り」という本です。

 この本は、帯の「きみの心は決して折れない!」という言葉に惹かれて購入した記憶があります。また、読んだ時に付箋を貼っていたので、当時心に刺さった文を取り上げますが、

「・・・毎日の小さな行いが大きな結果を引き寄せて、やがてあなたはその実力を発揮できるようになります。」
「・・・やるべきことを意識して徹底することができるかどうかで勝負は決まります。」

という言葉達が心に刺さっていました。そして、毎日の仕事後や寝る前の時間の勉強もしていましたが、通勤の電車や職場までの徒歩10分程度の間や、車の運転で信号が赤の時間(流石に危ないので真似しない方が良いですが。笑)、ドライヤーで髪を乾かす時間などの隙間時間も勉強時間にあてていました。

 他にも、イチロー選手の有名な言葉「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」という言葉も自分に言い聞かせて、地道な勉強生活を送りました。

 この修行僧のような勉強生活が、イコール仕事が出来る人になるということに直結はしないと今となっては少々思いますが、まずは、出来ることが増える税理士という資格を取るためには、先が見えにくい長い勉強生活でも、モチベーションを保てる言葉を心に持っておくということは、かなり大事なことだったと思いました

 しつこいようですが、税理士試験の勉強は修行僧のように地道で苦行ともいえる勉強になってしまいがちですので、このような刺さる言葉を自分に言い聞かせたり、「イチローと同じモチベーションで頑張っているなんて私めっちゃスゴイじゃん!」というような(人に言ったら恥ずかしいですが。笑)、ポジティブに考えられるように自分を上手くコントロールしたりすることが、長期戦を乗り越えるコツだったと思います。この気持ちのコントロールという修行(訓練)は、その後の人生にも役立っています。

 

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