どのような「生き方」「考え方」をするかは “超重要” だと思う。
税理士の仕事は「数字」と切っては切り離せない仕事です。
事業をしていく上で、また、勤務をしている方も、
「数値目標」というのは、重視することはよくあると思います。
ただ、最近強く感じているのは、
どのような「生き方」「考え方」をするのかが、非常に重要だということです。
「数値目標」に対して、達成できたor達成できなかった、は、
あくまで『結果』であって、
日々、意識すべきことは、「生き方」や「考え方」なのでは、と思います。
例えば、何かを買おうとお店に入ったとして、
「数値目標(売上金額)」ばかりを頭の中で考えている店員さんと、
「役に立とう」とか「どうしたら満足してもらえるか」とかを考えている店員さんがいたとすると、
後者の方に接客をして欲しいと思うのが自然かと思います。
接客する側も、後者の考え方をしている方が、
楽しく仕事をし続けることができるのでは、と、個人的には思います。
「数字」や「売上」を目的にして達成できたとしても、
一時的には、気持ちが高まったり、満足感を得ることもあると思いますが、
その満足感は、短期間で消えてしまうことが多いのでは、というのが私の考えです。
ですので、仕事・プライベートに関わらず、
自分に合った「生き方」や「考え方」をすることで、心の満足感をどれだけ得られるか、が、
生きていくうえで重要なのだと思います。
本題からは少し話しは逸れましたが、
私自身の「生き方」「考え方」について、最近の気づきをお話しします。
仕事とプライベートの悩みの “ 共通点 ”
独立してから特に、仕事とプライベートが私の頭の中では一括りになっています。
物理的な「時間」については、仕事とプライベートは大まかに分けていますが、
『どちらも大切にしたい』という気持ちと、どちらも『人とのコミュニケーション』が関わっているという意味で、
頭の中ではきっちり分かれていない気がしています。
以前、ブログでも紹介したストレングスファインダーという特性を知るテストで、
私の一番強い特性は『親密性』という、他の人との親密な人間関係を好む資質でした。
この資質は、少人数の深い会話を好むので、
それを活かせる仕事に就けているかなぁとは思っています。
ただ、『親密性』が強いあまり、例えば何かに悩んでいる方がいた場合、
その方の考えや状況に深く入り込み過ぎて、自分もその悩みの渦に入ってしまい、
頼まれてもないのに、ネガティブ感情を多いに受け取ってしまう、、(そして解決はしない。。)ということが度々ありました。
「役に立ちたい」と思ってしているはずの仕事なのに、何かもっとやれることがあったのではないか。
とか、
家族孝行したいと思って行動しているのに、望ましくない方向に進んでいる気がする、、
とか、頭の中が堂々巡りです。
そんな時に読んだいくつかのとある本に、『境界線』というキーワードがありました。
- 他者と自分の間に『境界線』を持つ
- 良かれと思っても『境界線』を超えて他者に入り込むと、他者の自立を妨げることになる
- 自分の心を守るためにも思っていることはきちんと伝える
- 伝えたことを受けとるor受け取らないは相手次第
というような考え方です。
これは、私の場合、プライベートでも仕事でも必要な考え方でした。
悪い方にしばしば働きがちだった(と思われる)『親密性』が、
この考え方を知ったことで、うまくバランスを取れるようになりつつある気がします。
話しはプライベートの方にも広がりましたが、
私自身が感じていた『親密性』に対する課題は、数値目標を達成したところで、解決出来ない悩みです。
数値目標を優先するあまり、自分のなかのモヤモヤを放置してしまうと、
燃え尽き症候群や心身の健康を崩す原因になるのではと、個人的には思っています。
本日のブログ写真
先週、上田市のサントミューゼにて開催されている『特撮のDNA in 信州上田展』を見に行きました。
私自身は、ゴジラの映画を見たのは「ゴジラ-1.0」しかないのですが、
そんな私でも、特撮の世界に飲み込まれるような、迫力あるゴジラ達が沢山展示されていて、
とても見応えがありました。
ゴジラが初めて公開されたのは1954年ということですが、そこから70年間、
その時代ごとのやり方で、どれだけリアルにゴジラを表現するかの工夫の積み重ねが、
現在のゴジラに詰まっているように感じました。
リトルゴジラは、なんだか可愛かったです(^^)