悪い面に注目して思考停止するより、良い面を見つけてポジティブに行動する。

新潟市内にあるNIIGATALOTSというライブ会場に行きました。

  先日、Novelbrightというバンドのライブに行きました。このバンドの曲を初めて聞いたのは、新犯人フラグというドラマのエンディングでした。声も曲もドラマの終盤を盛り上げる雰囲気で、印象に残っていたのですが、その後、ボーカルの竹中雄大さんという方のYouTubeで、『観光客が全く来ない北欧のカラオケバーに日本人歌手が飛び入りで歌ったら衝撃の結果に!?』という動画を夫が見つけて見たところ、セリーヌ・ディオンの曲を最高に歌い上げていて、いつか生で見てみたいと思っていました。

 そして、長野市からは車で3時間近くと決して近くはないのですが、行ける範囲の新潟市でのライブチケットが取れたので、スタンディングのライブも初めてでしたが、思い切って行ってきました。

 写真にも載せましたが、ライブ会場のNIIGATALOTSは、スタンディングで約700名が入れる会場ということで、私が今まで行ったことがあるアーティストのライブは、何万人にも入るような会場がほとんどでしたが、バンドメンバーの顔もばっちり見えて、音と声が全身に伝わってくるようなライブはとても感動しました。

 前置きが長くなりましたが、このライブを通じて感じたことが2つありましたのでお話しします。

自分ではどうしようも出来ない環境になったら、何か行動を起こすことが大切

 ライブの終盤でのトークの一部で、コロナの影響でライブが出来ないことが辛かったという内容の話しをしていました。このバンドはバンド結成から9年目で、最初の6年はアルバイトをしながらの活動で、ようやく7年目にしてアルバイトをしなくても良くなったと思ったら、今後はコロナの影響で自分達が一番やりたいライブ活動が出来ない状況になってしまったそうです。

 『そういう辛い時期があったからこそ今日という最高なライブを迎えられた』と話してくれていましたが、このライブが思うように出来ない3年間の間に、冒頭に紹介した海外のバーで歌ってみた動画がいくつかアップされていたので(北欧以外も、アメリカやスペインもありました。)、おそらく、ライブが思うように出来ないことがきっかけで、「海外で初見の人々の前で歌ってYouTubeを撮ってみよう。」という行動をしたのだと思います。

 タラレバになりますが、もし、この動画が無ければ夫がこのバンドにハマることも無かったかもしれませんし、私もライブに行こうという気持ちにはなっていなかったもしれません。再生回数を見ても、YouTube動画をきっかけにこのバンドにハマっている方も多くいるんじゃないかと思います。

 そう思うと、バンドに限らず誰にもあてはまることですが、『コロナで思うように今までの活動が出来ない。こんな時代になってしまうなんて何てついていないんだ。。。』と、ただ愚痴を言うだけで思考停止してしまのではなく、自分で考え、何かポジティブに行動をしたことで、どうしようも出来ない環境から良い方向に向かえたのではないでしょうか。

 ライブという限られた2時間半には、音楽が好きという大前提と、辛い時期やそれを乗り越えるための日々の積み重ねも沢山詰まっていて、それが素晴らしい感動的な音に満ちあふれていました。また、生で聞くボーカルの声もとても感激しましたし、1人のメンバーが1曲で2つのギターを使い分けて曲の雰囲気をガラリと変えて演奏していたことにも驚きました。

やりたいと思ったことはやった方が良い

 今回のライブ会場は片道車で3時間近くと、行きたいと思ったものの少し迷いました。ただ、ライブはそれほど頻繁にあるものでもないですし、新潟市自体、隣の県でありながら一度も行ったことが無かったので、観光ついでに行ってみることにしました。

 ライブ以外には、新潟県内の弥彦神社に行きまして、緑に囲まれた神社のパワースポット感に心が洗われましたし(単純ですが。(^^;))、

 

 そこからロープウェイに乗った先の、弥彦山からの景色も絶景でした。

 ↑の写真の左側にある棟は、パノラマパワーと呼ばれる乗り物で、上側の水色二段になっているところ一体が回転して上下する仕組みでした。その乗り物から見た景色は、より高い景色と360度回転するので、海側の景色と、田園が広がる越後平野の両方を楽しむことが出来ました。

海側の景色

越後平野側の景色

 新潟県はかなり長い地形の県なので、新潟市のような遠い場所になるとなかなかきっかけが無いと行く機会が無かったのですが、今回、ライブという目的から、弥彦神社も楽しむことが出来、また、帰り道の途中に寺泊という海の近くにあるアメ横のような市場通りにも行きました。

 思い返せば、試験勉強や大学院に通っていた20代から30過ぎ頃はあまり出かけることも少なく、何をするにも「試験前だから」とか「授業があるから」と、遊びを制限する事が多かったです。

 それはそれで大事な時期だったとは思いますが、いつ、人生が終わってしまうか、出かけられないような状態・環境になってしまうかも分からないですし、「何かやってみたい」と思ったことがあれば、遊びや仕事も問わずやってみた方が、充実した日々が過ごせると実感しました。

 ライブも観光地も、実際に体験してみなければ分からないことが沢山ありました。

さいごに

 わざわざCDを買わないと聞けなかった昔と違って、YouTubeやサブスクで簡単に音楽を聴ける日常になっていますが、生のライブは遥かに違いました。色々と語りましたが、とにかく、Novelbrightの音楽は最高でした。最後にライブの中で特に印象に残った3曲を紹介しますので、良ければ聞いてみてください。(^^)

seeker
 この曲は、冒頭にも紹介した『新犯人フラグ』というドラマのエンディングにで流れていた曲です。序盤から最後まで、曲の世界観にのみこまれます。ライブでも一番感動しました。

開幕宣言
 曲名の通り、これから何か新しい事が始まるワクワクした気持ちが存分に味わえます。

夢花火
 Novelbrightはバラードも最高です。ボーカルの高音で響く声と、ギターの音色もとても良いです。

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