自分が好きなことに近いことを仕事にする良さ

実家に飾ってありました。

 いきなりですが皆さん、好きなことを仕事にするのか、そうでは無いことを仕事にするのか、どちらが良いと思いますか?

 私が学生の頃に、担任の先生が話していて印象に残っている話しがあり、その先生は、『好きなことを仕事にすると、その好きだったことが嫌いになる可能性があるから、好きなことを仕事にするのも必ずしも良いとは限らない。』ということを話していました。20年ほど前のことなのでちょっと記憶が曖昧ではあるのですが、その先生いわく車が好きな友人がいて、その友人は車関係の仕事に就いたものの、仕事が嫌になってほんの数年で辞めてしまったということでした。だから、好きなことを仕事にするのも考えものだ、という内容だったと思います。

 当時は「そうなんだ~。」程度で聞いていたのですが、実際に仕事をするようになってからの私の考えはその先生の考えとは異なり、『好きなことに近い仕事をすると、仕事を楽しみやすくなる。』ということです。あくまで私個人の考えなので、誰にでも当てはまるものでは無いと思うのですが、好きなことに近いことを仕事にすると、日々の仕事に集中しやすく、ほんの些細なことでも楽しいと思えますし、どうしたらもっと良くなるかを考えることもあまり苦になりません

 私の場合の好きなこととは「数字」でして、小学生の頃から、「算数」や「数学」がとにかく好きで、高校3年生の受験勉強時代は、「一日中、数学だけを勉強出来たら良いのに。。。」と思っていたくらいでした。『数学=税理士の仕事』という訳ではありませんが、基本的に数字を扱う仕事なので、もともと数学がとにかく好きな私としては、数字を見るだけでも自然と楽しい気持ちになっています。+αとして、大人数よりも、1対1など少人数で人と話すことが好きだったので、今の仕事は自分がもともと好きなことに近いことが出来ていると思います。

 また、僭越ではありますが、お客様でも「仕事が好きなんだろうな。」と感じる方は、それだけで魅力的に見えますし、紆余曲折ありながらも色々な発想で前向きに事業をされていて、そういった方々から生み出される物やサービスは、とても素晴らしいものばかりです。

 他にも例えばですが、家電量販店にて、「この人は家電製品が好きなんだなぁ」と思う店員さんは、本当に家電に詳しくて良いことも悪いことも色々教えてくれるので、自分がその家電を使う時のことをイメージしやすいと感じることがあります。家電は好きではないけど仕事だから仕方なくやっている方と、そうではない方というのは、何となく話していて伝わってくることではないでしょうか。

 そうは言っても好きなことだけしかやらない、という事は現実的に難しい面があるので、好きなことに近いことが出来る仕事をすることや、転職や方向転換が難しい場合は、今している仕事の中で比較的好きだなと思えることを見つけると、仕事を楽しみやすくなるのではと思いました。

本日のブログ写真について

 中学3年生の時に、地域の租税教育推進協議会で募集していた税の標語で、「消費税 5パーセントの こころざし」という標語で賞状をもらっていました。実家の茶の間に、おそらくずっと飾ってあったのですが、2,3年前に飾ってあることにふと気がついて、20年近く前に税金の標語の賞をもらっていたとは何かの縁なのか、不思議な気持ちになりました。

 ちなみに当時の消費税は5%で今は2倍ですね、、納税資金の予測の重要性は高まっていると思います。個別のご相談は、税務顧問スポット税務相談にて対応させて頂きますので、宜しければご利用くださいませ。

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