どのような対応をするかで、満足度が変わる。

長野市内にある「十萬石」の鍋焼きうどん

 昨年の秋に、結婚式場を決めるためにブライダルフェアに何件か行った際、結婚式場によってスタッフの方の対応がまるで違うことに驚きました。それぞれの結婚式場の色というのか、式場内で働くスタッフの方への教育の仕方の違いにより、対応された側はこんなにも満足度が違うのかということを実感しました。

 1つめのA式場のスタッフの方は、その式場にいる全てのスタッフの方々が穏やかで、こちらが質問をしやすいような声のかけ方をしてくれたり、イメージをしやすい様に写真を見せてくださいました。また、こちらが分らないことだらけの中で質問をすると、わかりやすく丁寧な説明(決して営業をかけるような押せ押せな説明ではなく。)をしてくださいました

 2つめのB式場は、1日にかなり多くの組数のブライダルフェアを受けているようで、周りにも多数のお客様がいて接客の声も聞こえてきたのですが、スタッフ自身の自己紹介から始まり、まさにマニュアル通りの話しの進め方、質問の仕方をスタッフのみなさんがしていて、聞いているこちらが疲れてしまうという感覚になりました。(私達の場合だけかもしれませんが。)

 3つめのC式場は、年齢的に若いスタッフの方のようでしたが、結婚式について「イメージではなく具体的にお伝えください」ということを何度か言われ、何となくのイメージしかない私達にとって(そういったこちらの状況も伝えたのですが。。。)、終始こちらが質問攻めに合うような気持ちになり、楽しいはずの結婚式のことなのに、話していて疲れてしまうというブライダルフェアでした。さらに言うと、契約を取らなければという意識が強いようで、こちらが聞いた質問に対して、なかなかはっきりと答えてくれない場面があったことも気になりました。

 結局、4つめも見に行って(そこは式場もスタッフの方の対応も良かったですが、予算が合わず。)、1つめに見に行ったA式場に決めましたが、結婚式場によってこんなにもスタッフの方の対応がまるで違って、こちらの満足度もかなり違うことは「お客様への対応」という面で勉強になりました

 もちろん、私達の感覚とは違って、B式場やC式場が良いという方もいると思いますが、私としては、A式場のような、何を聞きたいか分らないような状態の私達に対して、決して押しつけるわけでもなく、イメージしやすい例を写真や映像等を使って穏やかに説明してくれて、質問には分りやすく答えてくれる、そして、料理や進行についてもこちらの希望にできるだけ沿った対応をしてくれる(結婚式は半年後なので、これからではありますが。)、そういった式場だと多くのことを決めなければならない結婚式も楽しく準備できて、当日も良い日を過ごせるイメージが描けました。

 税理士業務を行っているなかでも、「何を聞きたいか分らないような状態」になられるお客様もいらっしゃいますが、そういったお客様には適切な質問をしつつ、イメージのしやすい・分りやすい説明をし、お客様からの質問には出来るだけ明確な回答をするよう、心がけたいと改めて思いました。また、税理士業務は接客業の面もあると思っておりますので、お客様に十分満足して頂けるよう、日々やるべきことをきちんと行っていきたいです。

最近のおすすめグルメ

 このブログの写真は、長野市内にある「十萬石(じゅうまんごく)」というお店の鍋焼きうどんです。手打ちうどんに具がたっぷり入った味噌味の鍋焼きうどんは、寒い冬には美味しさがより一層しみました。他に、カレーうどんもかなり美味しくてオススメです。

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