「便利機能を使う」よりも「どうしたらシンプルに(or省略化)できるか」を優先しよう

AIが出て来たこともあり、世の中には沢山の「便利機能」が生まれています。
会計ソフトで言うと、
- 銀行明細・クレカデータの連動(日付・金額・入出金先名)
- 自動登録ルール(条件を設定して、「科目」「取引先名」「備考」などが自動で出てくる仕組み)
- レシート読み取り(OCRにより、日付・金額・インボイス登録番号などを仕訳に反映)
などがあります。
ほかにも、AIを使えば、
領収書などの画像をOCR処理⇒csv作成⇒会計ソフトに読み込める形式に変更してアップロード
ということも可能です。
「便利」と言われる新機能が日々、たくさん出てくる世の中だからこそ、
最近ときどき思うことがあります。
「この新機能を使ったところ、かえって不便になったのでは!?」
という感情です。
例えば、以前のブログ
でも強調したのは「どういったケースでどの方法を使うか」です。
預金やクレカのデータ連動が使えるのに、
わざわざ領収書や請求書をOCR機能を使って仕訳として読み込む、というのは、
激しい言い方になりますが、愚行でしかありません。
新機能を使わずとも、必要なデータを取得できるのであれば、
「機能を使う」という時間をわざわざ確保しなくて済みます。
少し話しは逸れますが、先日行ったスーパーで、
商品をカゴに入れるときに用意されている端末を使ってバーコードを読み込めば、
レジに長時間並ばなくて済む、というサービスがありました。
休日は、スーパーのレジは長蛇の列になることが多いので、
「レジに並ばなくて済むなんて、とても良さそう!」と思い、試しに使ってみたのですが
- 端末で読み込むのに、少し時間がかかる
- そもそも、端末で読み込む習慣が無いので、読み込むこと自体忘れがち
- カゴに入れた商品を読み込んだかどうか、忘れがち(←忘れやす過ぎかもしれませんが。笑)
こんな調子で、
「普通のレジの方が早かった。。。」という、本末転倒な気持ちになりました。
(もちろん、今後いろいろと改善されて、さらに機能アップすれば便利になるのかもしれません!)
ということで、本日言いたかった事をまとめますと、
便利な機能が日々増えていく現代では、
臨機応変に+シンプルに「自分にとっての最適な方法」を見つける・考え出す力が、
とても大切になっているのでは、ということです。
もちろん、使って良かったと思う機能は沢山あるので、
「新機能多すぎ!もう新機能はいらない!!」
ということではなく、
(先日、エクセルの関数がうまく反映されないときに、
チャットGPTが有能で有難かったです!)
繰り返しになりますが、
「どういったケースでどの方法を使うか」が、とても重要だと思う今日この頃です。
本日のブログ写真
先日、新潟県妙高市にある「いもり池」に行きました。
義父に教えてもらって、夫と3人で紅葉を見ました。
写真が趣味の義父が、接写で撮っていた様子を見て、
いつもより近づいて撮ってみた写真です。
裸眼で見た感動の方が素晴らしかったです!(^^)
この記事を書いた人
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長野市在住の30代女性税理士
専門用語をできるだけ使わず分かりやすい説明になるよう、心がけています。
freee・マネーフォワードといったクラウド会計を活用し、タイムリーな数字を見られるようサポート致します。
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