新しいものを受け入れる「柔軟性」
少し前にお受けした仕事で「税理士事務所の現場ではどれくらいITの活用が進んでいますか?」という質問を受けました。
私の事務所では、
- クラウド会計
- データ連動(ネットバンキング、クレカなど)
- OCR機能による仕訳や税区分の対応(インボイスの反映を含む)
- キャッシュレス納付
- オンラインミーティング
- メール、Chatwork、LINEでのやり取り
- GoogleDriveやDropboxでの共有
というように、便利なツールは使うようにしているため、
その中で議題に上がった内容をお話しさせて頂きました。
そのことがきっかけでITの活用に関連して思うこともあり、YouTubeでもお話ししました。
私としては「ぜったいに税理士事務所はIT化を進めるべき」ということを主張したい訳ではなく、
「紙のやり取りしかできない人がいる」と話していた税理士の方もいたように、
紙のやり取りも、一定の需要はまだまだあるのだと思います。
ただ、私の仕事の進め方のスタンスは、『無駄に時間を使うよりも、効率化できるところはした方が良い』という、個人的な意見です。
そんな中で、少し前にとある集まりで、ペーパレス化を進める説明があったところ、
担当の方に対して、めんどうな質問を長々としている方がいました。(←言い方悪くてすみません。。)
私が受けた印象としては、
自分が知らない(確認していない)ことにも関わらず、それを棚に上げて、
担当の方の言葉尻に変につっかかっていて、足を引っ張るような発言に聞こえました。
担当の方は、無理にペーパレス化を進めようとしていたのではなく、
(おそらく、紙でのやり取りが多いスタンスの方もある程度いらっしゃるようでしたので。)
取り入れやすいよう、気を遣った言い方をされていたと思うのですが、
質問をした方は、おそらくですが、ペーパレス化に反対派の方のようで、
変につっかかってくる様子が、私としてはあまり良い気持ちになれませんでした。
この「ペーパレス化」に限らず、新しい物事を取り入れようとするときには、
一定数の強い反対派は出てくるんだろうと思います。
ただ、新しい物事の批判をするだけ、、というのは、なんて息苦しい+進歩が無い世界だろうと思います。
『選択肢が増えた』と捉えて、取り入れるかどうかは個人の自由、
自分がやりたい方を選択すれば良い、という話しで、
別のやり方や考え方を批難する、邪魔をする必要は全くないはずです。
話しはまた変わりまして、行きつけの美容室で見つけた、
ブッダが教えるラクな生き方 (TJMOOK)という本があります。
この本では、仏教の開祖であるブッダの教えが、イラスト付きで書いてあるのですが、
その中の一つに、
“年を取るほど学びは必要”
という言葉がありました。
年を取るほど、「これはこういうものだ」という “常識” が積み重なるけれど、
時代とともに “常識” は変わっていく。
それにも関わらず過去の時代の “常識” で頑なになってしまうと、現実に対処できなくなる、、という内容でした。
おそらく、今の私達の “常識” も、10年後には新たな “常識” ができているのだと思います。
もちろん、何十年前、何百年前から変わらない『真理』はありますが、
過去の常識にとらわれることなく、新しいものを取り入れる日々の “学び” を続けることが、
時代の変化に適応しつつ、前向きに生きられるコツなのかなぁ、と思いました。
本日のブログ写真
先日、Mrs. GREEN APPLEというバンドのライブを映画化した作品『 The White Lounge in CINEMA』を観に行ってきました。
バンドのライブというより、舞台のようなショーのような形式で構成されていて、
音楽の世界にどっぷり浸かる1時間30分でした。
めちゃめちゃファンで曲も沢山知っている、、というレベルではないので、
初めて聞く曲がいくつもあったのですが、
曲とライブの演出で、その歌詞の一言一言がぐさっと刺さるような感覚が度々あり、心に残る体験でした。
私が大好きな曲「ダンスホール」も流れたので、大満足な時間でした。
(明るい曲調なのですが、うまくいかない時の状態を歌詞でじっくりと表現されていて、心に響きます。)