「リアルでなくても信頼関係は築ける」と思う理由
リモートワークが当たり前になって(当たり前になっていない環境も状況によってはあると思いますが。)、約2年半くらいかと思います。当たり前の方からしたら今さら感はあるかもしれませんが、「リアルでなくても信頼関係は築ける」と思う理由について、お話ししようと思います。
ZOOMをスムーズに使えれば、直接会わなくても支障は無いから
私が普段している仕事が特にリモートワークに適しているからかもしれませんが、お客様との打ち合わせは、会計システムの画面共有をして、報告・相談をする、ということがZOOMを利用する主な場面です。
ZOOMで画面共有は勿論すぐに出来るため、会計システムの入力方法の説明や、試算表の状況説明もすることが出来ます。それ以外に、お客様の状況によって、今後の資金繰り表や、納税額の試算、お客様が管理しているエクセルシートの共有は、Google Driveで数字を反映させながら同じ資料を見て、ヒアリングしながら今後についてお話しをしています。
リモートワークで無かった時は、事務所に来てもらう or お客様の会社や事務所に行って、モニターがある場合にはモニターに資料を写しながら、モニターが無い場合は紙に印刷したものを見て頂きながら、という状況で打ち合わせをしていました。
今思えば、紙で印刷したもので説明をすると、打ち合わせで新たに聞いた状況を資料に反映することが出来ない、というデメリットはあったかな、と思います。『紙の方が記憶に残りやすい。』という研究結果はあるそうですが、今後の計画を立てるとか、お客様に確認しながら話しを進める、という打ち合わせの場合は特に、クラウドを使って打ち合わせを進める方が、スムーズに打ち合わせを進めることが出来る気がします。
少し前のリモート打ち合わせの際に、システムが動かなくなってしまう、というトラブルがあったのですが(後で原因が分かったので、そういったことが無いよう整えました。)、そういったトラブルがある可能性はあったとしても、トラブルが起きた時はその後改善するようにして、スムーズにシステムを使えるよう普段から慣れておけば、対面と同じようにコミュニケーションが取れると思っています。
テキストコミュニケーションの普段のやり取りでも伝わるから
新しく仕事の依頼を頂く際は、ホームページの問い合わせフォームや、freeeやMFクラウドの税理士検索から問い合わせを頂くことが多いのですが、いずれにせよ、問い合わせフォームということで最初はテキストコミュニケーションでやり取りをします。
”やり取り” と言っても、ホームページに業務内容の詳細を記載しているので、お客様からは依頼内容等含めて問い合わせ ⇒ 私からは料金等のお伝えと面談候補日の連絡をして日程調整、という流れなので、面談までは2往復程度のやり取りです。
ただ、その ”2往復程度のやり取り” で、その方の人柄や考えていることが伝わってくることがよくあります。単純に『文章の長さ』や『言い方』というわけではなく、言い方が良くないかもしれませんが、適当な問い合わせの仕方の場合は、やはりその後連絡が途絶えることが多いです。
ZOOM面談での第一印象では『私で大丈夫かな。。』と思ったとしても、事前のメールのやり取りだったり、その後のメールやチャット等のやり取りで、お受けして良かったと思うこともよくあります。
前職で出会ったお客様で、「喋っている言葉よりメール文章の方が、本来の性格を表す」とおっしゃっていた方がいましたが、確かに、テキストコミュニケーションでその人の性格や考え方は伝わってくるなぁと感じました。
お客様や同業の方等から、メールやチャットでの文章で励まされたことが今まで何度もありますので、私自身も、テキストコミュニケーションはきちんと取っていきたいなぁと思いました。
まとめ
親しい人達とランチや飲み会をしたり、家族に会ったり、やっぱりリアルが良いなぁと思う場面もあり、「”対面” が良くない」というわけでは決してありません。ただ、リモート等で「リアルで会わない」方とも信頼関係が十分築けていると感じますので、今回、その理由をまとめてみました。
実際に、私が今ご依頼頂いている税務顧問のお客様のうち、7~8割程度のお客様は普段、リモートで対応させて頂いており、会える距離だったとしてもZOOMでお打ち合わせをしているお客様もいらっしゃいます。(対面のお客様も勿論いらっしゃいますが。)
そういった方からも、契約前の事前のZOOM面談や、メールやチャットでのテキストコミュニケーションで伝わってくるものがあり、日々の税務顧問業務を通して信頼関係を築くことが出来つつあると思いますので、今後もクラウドの便利機能を活用しながら、きちんと仕事をしていきたいと思います。
おわりに
本日のブログ写真は、以前のブログ『ミスを引きずるよりも、今後の対策に思考を費やす方が建設的』でも紹介した「SPY×FAMILY」というアニメとローソンがコラボしたお菓子です。season2のアニメが先月から始まって、毎週土曜日が本当に楽しみです。ここ何十年もアニメはあまり見ていなかったのですが、こんなにアニメにハマるとは思いませんでした。
リアルな人間に近い表情や動きのアニメーションのこだわりが詰まっていて、声や音楽でも、キャラクターや物語のシーンが想像を超えて表現されていて、楽しみつつも『アニメって凄いなぁ。。。』と感激しながら見ています。